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バースター工法

この記事を要約すると、、、
  • バースター工法は、低振動・低騒音でコンクリート基礎などを破砕する静的破砕技術
  • フラットソーやコアードリリングを併用し、油圧力で効率的に破砕。鉄筋・無筋コンクリートに対応
  • 軽量な機器で狭い現場や障害物の撤去が可能で、工期短縮や環境配慮を実現
バースター工法を活用することで、安全で効率的な破砕作業と環境に優しい施工を両立できます。

バースター工法の概要説明

バースター工法とは、基礎・柱・梁・壁などで使われるコンクリートの破砕作業に適した工法のことです。フラットソーイング、コアードリリングなどの工法で対応できます。バースターマシンを使用することで低騒音・低振動の静的破砕が可能です。

コンクリート基礎にフラットソーで切込みを入れ、切込みに沿って、一定間隔でコアードリリングにより穿孔します。その後、コア孔にバースターヘッドをセットし、コンクリートを油圧力で押し広げることによって効率的に破砕します。

部分切断と油圧破壊の組み合わせで工期を短縮、また水養生が不要なため、現場作業の環境が向上することが特徴です。

環境に配慮した安全な施工を行えるのがバースター工法の特徴

バースターヘッド1つあたり108トン~250トンの圧力をかけて解体を行いますが、重機との相判作業により防塵・無振動・低騒音での施工が可能です。(※1)

基礎など厚さ300mm以上のコンクリートを効率よく破砕し、バースターヘッド8本使用時には、最大2,000トンもの破砕力を発揮します。(※2)

(※1)参照元:株式会社サンテック公式HP (※2)参照元:第一ダイヤモンド工事株式会社公式HP

鉄筋・無筋いずれのコンクリートにも対応可能

無筋コンクリートでは、適切なピッチでコアボーリングを穿孔し破砕を繰り返すことにより、確実に破砕することが可能です。鉄筋コンクリートの場合、D13ほどの細い鉄筋であればシリンダーの圧力により、引きちぎります。

計画的な破砕により工期を短縮

バースターマシンの軽量化・小型化が進められているため、部分的な障害物の撤去や、作業スペースが確保しづらい狭い場所でも施工可能です。運搬が容易で計画的な破砕ができるため、工期の短縮に貢献します。

おもな目的・向いている環境

この工法を使う目的

  • ビル、ダムなどの大型構造物の基礎コンクリート破砕工事
  • 港湾、河川などの無筋コンクリート障害物の破砕工事
  • 立体駐車場基礎の解体
  • 建物地中基礎や地中梁の静的解体
  • コンクリート土間の解体
  • 金庫室の静かな解体
  • 飲食店など、厨房床面のシンダーコンクリート撤去作業
  • 落石等の破砕

この工法が向いている現場環境

  • ビル、ダムなどの大型構造物
  • 港湾、河川
  • 立体駐車場
  • 飲食店などの厨房床面
  • 落石現場

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