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切断サイズ80㎝のパワフルなフラットソーイングが、広範囲のコンクリート切断や道路工事において、工期短縮に貢献。計画から施工、工事後の廃棄物処理まで自社内でスピーディに対応できる。
大型・水中・乾式などのワイヤーソー技術を用いて、既設コンクリート構造物の切断・解体を行う。使用中の建物でも、利用を妨げないよう古いスラブ・壁の切断切断工事に対応。
病院や店舗など排気ガスを嫌う場所に適切な電動フラットソーイング工法が可能。石油、ガス、化学工場においてもスパレスターの装備の必要なし。
社名 | 東海カッター興業株式会社 |
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電話番号 | 052-901-4811 |
所在地 | 愛知県名古屋市北区落合町135 |
公式URL | https://www.tokai-cutter.co.jp/ |
パワフルな切断深度が工期短縮に貢献
東海カッターでは、フラットソーイング工法の場合に、クライム80という機械を用いて、深さ80cmまで切断可能。広い範囲のコンクリート切断や道路工事の際、機械の稼働回数が少なくても工事できるので、工期の圧縮につながります。
工事後の廃棄物処理まで自社内で一貫
工事そのものはもちろんのこと、東海カッターは現地調査から工事の提案や計画も一貫して対応可能。さらに、産廃処分業許可(名古屋市)も取得しているので、コンクリ切断時の汚泥水を自社施設で適切に処理できます。
フラットソーイング工法
コンクリートの目地や道路の舗装版を切断するときや、コンクリート土間の斫り工事の補助工法で用いられています。水平面の切断に適しています。
ウォールソーイング工法
切断面に沿ってレールを設置し、その上を移動する特殊切断機によって対象を切断する工法です。東海カッターでは最大厚さ50cmまでの構造物に対応できます。
工事内容 | 桃花台での橋脚基礎部分一部取壊し工事 |
工法名 | ワイヤーソーイング工法 |
工事内容 | 橋梁の切断・撤去工事 |
工法名 | フラットソーイング工法 |
社名 | 株式会社ダイヤエクシード |
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電話番号 | 052-414-6831 |
所在地 | 愛知県あま市甚目寺飛殿93 |
公式URL | https://www.diaexceed.co.jp/ |
多様なワイヤーソー技術
工事現場の状況に合わせて機械を設置するため、複雑な形状の工事も問題なく進められます。さらに、高い場所や狭い場所、人が長時間いられない水中などでも、遠隔操作で工事を進めています。
規制の厳しい場所でも工事可能
ダイヤエクシードのカッター工事は、無振動・低騒音に加えて、できる限り粉塵を少なく済ませられるのも大きな特徴です。病院や駅、ホテルなど、振動や騒音、粉塵が好まれない現場も、要望に合わせて工事可能。施設の運用を妨げない形での工事にも対応できます。
ワイヤーソーイング工法
切断したいコンクリート建造物にダイヤモンドワイヤーを巻きつけて、一定以上の張力をかけながら、ワイヤーを高速で回転させ、切断する工法です。
バースター破砕工法
粉塵や振動、騒音を抑えたいときに採用されています。解体が難しい大型建造物や水中・地中のコンクリートでも破砕できる、環境に配慮された工法です。
工事内容 | 既設病院乾式ワイヤーソー縁切り |
工法名 | ワイヤーソーイング工法 |
工事内容 | 既設ピット耐圧盤切断撤去 |
工法名 | フラットソーイング工法 |
社名 | 株式会社ウォールカッティング工業 |
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電話番号 | 052-444-6880 |
所在地 | 愛知県あま市七宝町伊福十三27 |
公式URL | https://wallcutting.net/ |
電動フラットソーイングで排気ガスゼロの工事可能
排気ガスを出さない電動フラットソーイング工法に対応可能。病院や学校、スーパー、地下街、精密製造工場など排気ガスを出せない環境での工事で活躍します。
地上、地中から海中まで
ウォールカッティング工業では、切削用ダイヤモンドを使用した工具を多数保有しており、切断・穿孔に関する工事に幅広く対応しています。その中には遠隔操作ができるものもあり、地上はもちろん、高所や地中、海中に至るまで、現場に合わせた工法で作業にあたることが可能です。
ウォールソーイング工法
切断面に沿って設置したレール上を自走するウォールソーマシンによって、構造物を切断する工法です。ウォールカッティング工業ではドライ工法にも対応しており、水が使えない現場にも対応しています。
フラットソーイング工法
ダイヤモンドブレードを装着したカッター機によって、コンクリートやアスファルト舗装などを切断する工法です。ウォールカッティング工業には、大型ディスク装着機や特殊用途機などさまざまな機械があり、現場環境やお客さまのニーズに合わせた工事を行います。
工事内容 | エスカレーター用階段切断 |
工法名 | ウォールソーイング工法 |
工事内容 | 放流渠接続・水中コア穿孔 |
工法名 | コアドリリング工法 |
「One for all, all for one.」の精神と「永もち」「リサイクル」「安全」の3理念を掲げ、周辺環境に配慮した工事を行っています。
「環境型配慮工法」を推進しており、市街地や海中など作業現場に合わせて、かつ騒音・振動・粉塵飛散を抑えた環境にやさしい施工を得意としています。
カッター工事の先駆者としての使命と責任を持ち、前例のない場所においても目的や作業条件に合わせたカッター工事の遂行を目指しています。
KITの三原則を持ち、「ケーズル工法」という特許工法を生み出すなど、舗装切断業で社会貢献できる企業を目指しています。
「学ぶ・与える・豊かになる」の経営理念を持ち、建物の建築からリフォーム、解体まで幅広く対応しています。
カッター工事をはじめ、解体工事に関する相談を24時間受け付けており、相談から工事着工まで迅速に対応できるようにしています。
本社のある愛知・名古屋エリアだけでなく全国どこにでも出張対応しており、培ったノウハウをもって困難な工事も積極的に受注するようにしています。
「お客様第一主義」と「安全・誠実・迅速」をモットーに、時代により変化するニーズを確実にとらえ、工事のその先を見据えた施工ができるように努めています。
コンクリート床工事や塗床工事など、「床」に関する工事を専門的に行う会社です。「SURUGA」の理念のもと、お客さまの期待に応える施工をしています。
「切る」「はつる」「洗う」「剥がす」「削る」をキーワードに、技術の研究開発に力を入れており、ニーズに合った工法やサービスが提供できるラインナップを形成しています。
駐車場のライン・白線工事をメインに行う会社です。自社施工であることが強みで、中間マージンをカットした価格でサービスを提供しています。
最大6チームでの自社施工、材料一括仕入れなどによって、低価格かつ高品質なサービスをスピーディーに提供できるようにしています。
ダイヤモンド工具を使用した切断・穿孔が得意な会社です。後進の育成やスポーツ選手の支援を行うなど、地域から世界に羽ばたく人材育成に積極的に取り組んでいます。
ナカミライズグループの「耐火被覆工事部門」を担う会社で、耐火・断熱吹付け、コンクリートカッター工事を手掛けています。
京都市に本社を構える、どび土木工事専門会社です。京都エリアのほか、大阪・兵庫・滋賀・奈良・岐阜・名古屋・三重・福井エリアにも対応しています。
道路カッター工事として創業後、ワイヤーソーイング工事など施工の幅を広げ、お客さまのニーズに合わせた、かつ環境にやさしい施工ができるようにしています。
環境対策にはとくに積極的で、工事中の汚水をリサイクルするシステムを開発するなど、自然を有効活用しながら施工できるようにしています。
口コミのみで事業を拡大している会社で、「PRIDE」「SPEED」「SAFE」の3本柱のもと、迅速かつ丁寧な施工を行うことを強みとしています。
さまざま技術とノウハウを用いて、コンクリート橋及び鉄筋コンクリート橋、舗装、工場などの土間切断に適したコンクリートカット工事や解体工事を行い、環境社会を大切にしている会社です。
工業用ダイアモンドを使用した「ダイアモンド工法」を採用し、作業員一人ひとりが持つ技術とさまざまな工法の中から、現場に合わせたプランを提案。騒音や粉じんを抑えた「人と環境にやさしい都市づくり」を目指している会社です。
名古屋市病院局発注の「東部医療センター院内保育所移転に伴う東病棟改修工事」や、名古屋市住宅都市局発注の「東山動物園ホンドタヌキ横休憩所新築工事」といった多数の工事実績を誇る縁エキスパート。公共施設から一般住宅まで幅広く対応しています。
切断・穿孔工事に対応している会社で、ウォールソーイングやワイヤーソーイングでの工事を行っています。技術に誇りを持っており、建設マスターが1名在籍しています(2021年8月30日時点)。
環境に配慮した、低騒音・低振動の工事を心がけている小澤組。斫りや道路カッター工事以外にも、解体、ダイヤモンドコア抜き、産業廃棄物収集運搬まで幅広く手掛けています。
ルシアは、土木・建築工事の請負や労働者派遣事業をおこなっている会社です。舗装版切断工事だけでなく、マンホール下のインバート工事にも対応しています。
登録切断穿孔基幹技能者、コンクリート等切断技士などの有資格者が在籍する株式会社金原カッター。同社はダイヤモンド工事業協同組合員で、プロの技術を提供しています。
主にウォータージェット工法に対応している会社です。インフラの維持・管理を主な事業としており、構造物の切断・削孔・はつり工法などにも対応しています。
コストの削減と無理のない工事を両立している会社です。モットーは「安全とお客さまの利益」。さまざまな要望に応えられる技術力があります。建材販売にも対応可能です。
解体事業を中心に、ワイヤーソーイング工法・ウォールソーイング工法・ウォータージェット工法でのカッター工事に対応。解体現場に合う工法を見極めて対応しています。
アスベスト除去工事・下地処理工事・防水工事・ウォータージェット工事を手掛けています。11台のウォータージェットマシンを保有。全国からの依頼に対応可能です。
ウォータージェット工事のプロとして、様々な依頼に対応できるスキルを有しています。ウォータージェットの専門のため、他社に難しいと断られた依頼にも対応可能です。
カッター工事を含む解体工事全般に対応できる会社です。アスファルトやコンクリート建造物の切断、木造住宅の解体など、目的や対象物に適した工事を提案できます。
地球環境にも優しいウォータージェット工法を専門的に扱っています。安全対策にも力を入れており、独自設定の安全対策を徹底。全国に対応可能です。
コンクリートの切断・穿孔工法にはどのようなものがあるのか、目的や用途に合わせて詳しく解説しています。
バースター工法は、フラットソーで切込みを入れ、その切込みに沿って一定間隔でコアードリリングにより穿孔、そのコア孔にバースターヘッドをセットし、コンクリートを油圧力で押し広げる破砕方法です。厚さ300mm以上のコンクリートを効率的に破砕します。バースターマシンを使用すれば騒音や振動を低減した静的破砕が可能です。
水が使用できない空港照明や電子力発電所、工場などで切断・解体・穿孔作業ができる工法です。ドライカッター機を使用すれば、カッティング時に発生する発がん性物質を含んだ「カッター汚泥」が発生しません。切断粉塵吸引機と併せると切断後に必須のバキュームポンプによる吸引やクローズドドラム缶での回収といった現場保全作業が簡単になります。
グルービング工法は、道路の路面に溝を刻む工法です。滑走路や高速道路などに採用されています。進行方向に対して平行に溝を掘る縦溝と、直角に溝を掘る横溝があります。ハイドロプレーニング現象を防いだり、タイヤに挟まった砂を落とす効果があります。切削した削りカスは機械に備え付けられている集塵機に回収される仕組みです。
ダイヤモンドブレードを機械に取り付けて行う切断工法です。進行に合わせ、オペレーターが後ろから1人で操作します。小回りが利くことが大きな特徴。周りの環境に大きな影響がなく、低騒音対応の機会なら騒音対策にもなります。乾式工法や湿式切断・バキュームタイプがあります。床や床板、舗装など水平面を切断する場合に適している工法です。
ウォールソー工法やウォールカッター工法とも呼ばれます。構造物の切断したい箇所に沿ってレールを設置し、レール上を移動する特殊切断機で対象を切断する工法です。切断機にはダイヤモンドブレードが搭載されています。レールが切断箇所をガイド。正確な形に切断できます。小型で軽量。低振動、低騒音、低粉塵が特徴です。
ワイヤーソー工法とも呼ばれるワイヤーソーイング工法。切削用ダイヤモンドビーズをはめ込んだワイヤーを被切断物に巻き付けてからワイヤーを高速回転させることで対象を切断します。カットソーより柔軟なため、複雑なものを切断可能です。ワイヤーソーマシンは、遠隔操作できるため、水中や地下、高所などの作業にも適しています。
円状のダイヤモンドカッターを取り付けたマシンを進行させ、高速回転するカッターで対象物を切断する工法です。床や道路面のように水平なものを切断するのに適しています。ほとんどのカッター工事会社が対応できるポピュラーな工法です。近年は、粉じんを減らして切断することができるようになってきました。
ノズルから噴射した超高圧の水流でコンクリートの結合を破壊するのがウォータージェット工法です。水流の圧力を調整することで、切断以外にも、はつり、表面の処理、穿孔、剥離、洗浄といった幅広い目的で使用できます。切断したい箇所以外へは過剰な衝撃や振動がかかりません。ひび割れや粉塵を防ぎ、低騒音での施工が可能です。
先端にダイヤモンド砥粒が埋め込まれた円筒状の刃を高速回転させ孔をあける工法が削孔工事(ドリル工法)です。壁面や路面、コンクリート構造物などに大小さまざまな孔をあけられます。正確な円形切断がスムーズ。給排水管や電気配線の配管工事などでも使われます。コンクリートの強度を分析するためのテストピースの採取など幅広い用途があります。
カッター工事を始めとしたコンクリート工事に関する基本的な情報についてまとめています。カッター工事などを依頼する前に、気になる情報や知っておきたい情報について見ていきましょう。
カッター工事には資格は必要ありません。しかし、安全対策を怠れば、重大な事故につながる可能性があります。実際に2022年にU字溝切断作業中に死亡事故が起きました。誰でもできる業務が安全性の高い業務とは限りません。安全対策としては、安全教育の徹底と使用時の注意事項の確認を実施します。定期的な注意喚起も重要です。
カッター工事では、機械から発せられる機械音や振動、切断時の音、刃が空転しているときの音などが騒音になります。騒音は、近隣とのトラブルに発展しやすいので、騒音対策を行いましょう。防音パネルを設置する方法は、取り入れやすい対策方法です。また、水冷エンジン搭載のカッター機の使用や刃の形状をU字にするといった対策もあります。
土間に使われる地面をコンクリートで固めた「土間コンクリート」。地面の上に砂利を敷いてコンクリートで固めています。土間コンクリートの撤去工事方法は、「クラッシャー工法」「ウォールソー工法」「圧搾工法」「ウォータージェット工法」があります。費用は、鉄筋の有無など条件によりますが1平方メートルあたり1,000円~2,000円が目安です。
建物の壁や床に筒状の穴を開ける工事がコア抜き工事です。配管や配線を通すためのスリーブづくり、コンクリート壁の上へのフェンス設置などを目的として、基礎部分のコンクリートに使われています。工法は、「乾式穿孔」と「湿式穿孔」の2種類。カッティングとは異なり、穴あけ作業のため、工事はスムーズに進むでしょう。
カッター工事を依頼するときに覚えておきたいのは「目地(めじ)」です。コンクリートの上から直線状に入れるカッター工事に欠かせない溝のこと。温度ひび割れを誘発させないために行います。目地を入れるとコンクリート内部にひび割れが起こります。気温や水和熱の影響でコンクリートが変形しても、ひび割れが広がりません。目的以外の部分にひび割れを生じさせないために意図的に入れる溝が「目地」です。
コンクリートカッターは、タイプと種類で分類すると分かりやすいです。コンクリートカッターのタイプは、水を当てて冷やしながら切断する「湿式ブレード」と水を使わない「乾式ブレード」があります。カッターの種類には、「エンジンハンドカッター」「モーターハンドカッター」「エアーハンドカッター」「コアカッター」「道路カッター」「集塵式乾式道路カッター」があります。
コンクリートカッター工事は、正しく安全に施工できることが何より大切です。「建築業許可」を取得していて、「コンクリート等切断技士」「コンクリート等穿孔技士」を有するスタッフが在籍している業者が施工を行えます。加えて、工事の実績やアフターフォロー体制、対応エリアを確認して、信頼できる業者に依頼しましょう。
コンクリートカッター工事に必要な資格には、「コンクリート等穿孔技士」「コンクリート等切断技士」「コンクリート造の工作物の解体等作業主任者」「土木施行管理技士」「建設機械施工技士」「技術士」があります。ホームページに有資格者の人数や資格の種類を掲載している会社も多いので、チェックしてみるといいでしょう。
カッター工事の費用は、切断する深さや長さ、切断対象の素材、状況、時期などによって異なります。おおよその目安を紹介すると、アスファルトの切断工事(深さ10cm、長さ20cm)なら2万〜4万円、土間コンクリート切断工事(深さ30cm、長さ50cm)は15万〜30万円が相場です。費用は変動するので、事前の問い合わせが必要です。
カッター工事を依頼する際は、まず業者に問い合わせをしてください。サービス内容を確認します。その後現地調査をしてもらい、詳しい打ち合わせを実施。工事内容が決まったら、見積もりを提出してもらいます。問題がなければ、ここで契約します。業者が行政へ届出を行い、近隣への挨拶を実施。工事が完了すると現場を確認して終了です。